音楽教室以外でも習い事を探すとき少しでも安いところがないかなぁ･･･なんて探しますよね。私も二人の息子が居ますので習い事を探すときはきっとレッスン料金とても気にしますし安いに超したことがありません。でも音楽教室のレッスン料金って何で安いところもあれば高いところもあるんだろう？今回はそんな疑問を包み隠さずご説明致します！
またレッスン料金に関しましてはそれぞれの音楽教室によって考えがあり今回ご説明するものが全てではありませんのでこんな考え方もあるんだなと言ったお気持ちでご覧下さい。
それではレッスン料金の違いについてまずは大手と個人の音楽教室についてです。
大手の場合レッスンの場を提供するのと宣伝などを全て受け持つ代わりにレッスンは講師にお願いし宣伝料や場所代なども差し引いた状態でレッスンした分のお給料を講師が受け取ります。その為どうしても少しレッスン料金が高くなってしまうことが多くなります。ただ大手の場合、講師が多く所属していたり全国どこに居ても同じ内容で学ぶ事が出来るところが大きなメリットとなります。また大手なので安心感もあります。
​それでは個人教室の場合です。個人教室の場合はレッスン料金はそこの経営者が好きに決めることが出来ます。その為レッスン料金には大きな差が生まれやすいです。ピアノやマイク等の音楽設備が豪華であればやはりレッスン料金は上がってきますし教室の場所等によっても差が生まれやすいかと思います。後は有名な演奏者に演奏を学びたい！といった時にもレッスン料金は上がってきます。
そして大手でも個人教室でもレベルや年齢に応じてレッスン料金を定めているところもあれば全年齢と全レベルでも料金が変わらないところもございます。
後はレッスン料金が安い代わりに光熱費や年会費、入会費、教材購入費など別途色々な料金がかかるといったこともあります。このように音楽教室それぞれがベストと思うレッスン料金に合わせて経営されています。
【音楽教室もっと安くなればいいのに！】と思われるかと思います。私も探す側ならきっとそう思います。どれだけ音楽が好きで教えることが好きでもやはり講師も人間ですし家族がいます。その為安さを追求出来ないこともあります。また安くしてたくさんの生徒様に来てもらおう！とすると次は安くした分毎日のようにレッスンを休みなくすることになってしまい講師側もヘロヘロになってしまいレッスンの質が下がることも考えられます。また完全個人としてレッスンを行っている音楽教室はどうしてもグループレッスンを行っているところより少々レッスン料金が高くなる傾向があります。
また個人教室を経営しながら一人で頑張っている先生はレッスン以外でもたくさんのお時間や経費を必要とします。
レッスンのための準備、教材研究、宣伝等の活動(ホームページの制作や編集等)、教室の掃除、壊れた機材の修理や買い直し、楽器の調整費(ピアノ調律など)、練習や指導の勉強･･･等々
レッスンだけをしていると思われがちですが裏では色々と頑張っているのです。
それぞれの音楽教室が出来るだけ安くレッスンを提供しようと努力し現在がございます。
なので音楽教室を探しているという方はそういった講師の裏での動きも考えてみるとレッスン料金が安いのか高いのかそれとも妥当なのかを判断しやすくなるかと思います。また最終判断としてはレッスン料金の値段設定はその音楽教室の自信の表れとしてもとらえることが出来るかもしれません。高いレッスン料金だとしても生徒様がそれだけお越し下さっているとも言えます。